マーベル・スタジオはサンディエゴ・コミコンのホールHで衝撃発表を行い、ライアン・ゴズリングが『ゴーストライダー』単独映画でジョニー・ブレイズを演じ、2028年に公開予定であることを正式に発表した。スタジオ社長ケヴィン・ファイギが指揮を執ったパネルでは、同スターのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)加入に関する長年の憶測に終止符が打たれ、さらに『ブラックパンサー3』の新情報として、デヴィッド・ジョンソンがティ・チャラの成人した息子役を務めることも明らかにされた。
『ゴーストライダー』の監督には、大ヒット作『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)を手掛けたショーン・レヴィが抜擢。レヴィとゴズリングのタッグは、2027年5月公開予定の『スター・ウォーズ:スターファイター』の製作現場で固まった。ゴズリングはキャラクターの新ロゴに合わせて赤いジャケットを着てステージに上がり、燃え盛る髑髏のアンチヒーローを演じることは長年の夢だったと語った。
復讐の精霊の帰還とMCUへの移行
ゴーストライダーは長いブランクを経てスクリーンに帰ってくる。スタントマンのジョニー・ブレイズはソニー・ピクチャーズ配給の『ゴーストライダー』(2007年)と続編『ゴーストライダー:復讐の魂』(2011年)で映画デビューを果たし、どちらもニコラス・ケイジが主演を務めた。1972年にロイ・トーマス、ゲイリー・フリードリッヒ、マイク・プルーグによって創作された原作コミックでは、ブレイズは養父を癌から救うために悪魔メフィストと契約を交わし、復讐の精霊ザラトスと融合する。
キャラクターの権利がマーベル・スタジオに戻った後、若きラテン系のロビー・レイエスをベースにした別バージョンが、『エージェント・オブ・シールド』シーズン4(2016-2017年)でガブリエル・ルナ演じる形でアダプテーションされた。当時のテレビシリーズとMCU本編タイムラインとの関連性は不透明なままであるため、ライアン・ゴズリング主演の2028年公開作品が、MCU統合されたシネマティック・ユニバースへの公式かつ決定的なゴーストライダー導入となる。
デヴィッド・ジョンソン、ブラックパンサー3でマントを継承
ゴズリングの発表に加え、パネルでは『ブラックパンサー3』の継承に関する新情報ももたらされた。ライアン・クーグラー監督がレティーシャ・ライト(シュリ)とウィンストン・デューク(エムバク)を伴ってステージに立ち、プロジェクトの復帰を確認するとともに、『エイリアン:ロムルス』で知られるデヴィッド・ジョンソンをティ・チャラ2世の成人版として紹介した。
このキャラクターは『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』(2022年)のポストクレジットシーンで子供の姿で初登場し、ナキア(ルピタ・ニョンゴ)によってハイチで育てられていることが明かされた。続編では父の責務を担う若者の旅路が描かれ、劇場公開日は2028年12月15日に決定している。
ポスト・シークレット・ウォーズ時代に向けたマーベルの展望
『ゴーストライダー』と『ブラックパンサー3』をマーベルの戦略的スケジュールに組み込むことで、この2作品は「マルチバース・サーガ」終了後のフランチャイズを牽引する主力タイトルとして位置づけられる。スタジオの現行ロードマップでは、年内の大型公開作品は『スパイダーマン:ニュー・デイ』(7月31日)と『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(12月18日)の2本のみ。このフェーズの集大成は、2027年12月17日公開予定の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』で迎えられる。